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2018年4月 6日 (金)

内藤家の池と週末の桜

きっかけは二つ。台東区役所に「おいらん道中」(4/14)「流鏑馬」(4/21)のパンフをもらいに行って近隣の区のさくら祭りのものをもらったこと。アド街ック天国で新宿御苑の桜はこれからこそが見どころと教えてもらったことです。   
すでに隅田川堤のソメイヨシノはすっかり花が散り、今週末まで予定されていたさくら祭りに合わせて出店していた花街の屋台は引き上げられ、地元商店の屋台は土日以外は閉じていて、個人業者のものだけが営業を続けています。北斎美術館前のさくら祭りや15日までライトアップ予定の錦糸公園はさびしいものなんじゃないかなぁ。    
でも荒川区尾久の原公園の祭りは明日7日土曜開催、文京区播磨坂では8日まで期間が続いていて実際を確かめてみようと思いました。    
   
尾久が原公園は明治通りを北上して荒川区役所をすぎてわりとすぐ、右折して隅田川につきあたったところでした。ここもソメイヨシノはすっかり花を終えていましたが、主役はシダレザクラです。公園の遊歩道両脇に若木が見事な並木を作っていました。公園を出た河畔でも満開です。ステージショーや模擬店、抽選会とイベントも盛りだくさんのようです。    
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播磨坂はサクラの季節以外ではなんどか訪問しています。走る車が少ない静かな道路です。さすがにここはソメイヨシノが並木のほとんどで、終わりを迎えていました。しかし今 年の早咲きを見越したかのように、歩行者天国とメインのパレードは先週すんでいました。何本かの八重系がありますがもう花見には向きません。でも通りに美味しいケーキカフェがあったのでスイーツを楽しみました。    
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新宿御苑は内藤家の屋敷跡でいつか来ようと思っていたを場所でしたからいい機会です。靖国通りを西に向かいました。靖国神社の塀の向こうには葉桜ばかり。大学入学式が開かれていた北の丸公園ももう散った後でした。スカイツリーからほぼ1時間で到着しました。    
いくつか入口がありますが、新宿門に着いて大木戸門へ移動しました。この間には玉川上水をイメージした内藤新宿分水が流れている散歩道になっています(自転車乗車禁止)。玉川上水は外側の道路下に暗渠として残っているようですが、分水の水は御苑トンネルの湧き水をくみ上げています。    
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駐輪場に自転車を置いて、券売機にむかうと荷物チェックがあります。バッグを大きく開けて中を見せました。チケット(200円)のQRコードを読み取る自動改札を通ります。(当日は再入場可能で、その際スタッフに申し出てスタンプを押した再入場カードをもらいます。チケットの日付を読み取れば済むんじゃないかと思います)    
   
木々の向こうに桜が見えます。芝生を取り巻く桜が満開でした。シダレ、イチヨウ、カンザン…。早咲きのカンザクラから始まって2か月以上にわたって楽しめるようです。アド街によると皇室の観桜会をきっかけに献上木として多種のサクラが植えられたそうで、60種以上千本を超えます。    
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御苑の目あては実は大木戸門を入ってすぐの玉藻池でした。これが内藤家に合った玉川園という庭園の一部です。石灯籠と橋が江戸の名残です。
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御苑は南側・千駄木方面に向かって起伏しながら下っています。底部には上・中・下の3つの池が連なっています。重ね地図で見ると内藤家のころは屋敷の南端で川が流れていたところです。    

内藤家が屋敷を返上した後明治政府は農業試験場を置き、皇室の農園になりました。イチゴやメロンも栽培したそうです。苑内のレストランでは江戸野菜の料理に力を入れていて近年復活した内藤トウガラシも活用されています。なかにはイチゴ+トウガラシのスイーツも。内藤トウガラシを練りこんだソーセージをはさんだ、「内藤ドッグ」を食べました。    
休憩所でも「内藤トウガラシせんべい(大辛)」を売っていたので買いました。 内藤家は桜で有名な信州高戸藩の藩主で、トウガラシはそちらから持ち込んだもので、現在でも高遠との関係は続いており、寄贈された桜の木と碑がありました。    
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大木戸から出ると目の前に区民センターがあり、その土地はかつて玉川上水の水番小屋があり市中に入る最後のチェックがなされました。そこに建つ水道碑記は明治のもの。すぐ裏には四谷大木戸の碑もありますが、実際の大木戸は今の交差点のところでした。    
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御苑東側の道を降りていくと多武峯内藤神社があります。かつて邸内にあったものが移されたもの。家康が「馬で走った範囲を屋敷とする」という話を後世に伝える駿馬塚も一緒です。
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