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2018年5月27日 (日)

火の見櫓

昔から時代劇にでてくる火の見櫓といえば垂直の梯子のてっぺんに半鐘が吊るしてあるものでした。だから江戸に興味を持つようになってから屋根つきの見張り台がある形式を知りました。浮世絵にはちゃんと描かれているんですけどね。

ではそれは今はどこで見られるかというと、深川江戸資料館に実物大で再現されています。上ることはできませんが。この春、和船に乗った深川の河岸に火の見櫓を模した物置を見ました。そのうちに江戸川区の公園に再現火の見櫓があることを知りました。
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場所は新船堀橋を渡って少し南に下がったところ。江東区の中川船番所資料館と相対する位置です。資料館は小名木川が旧中川と交わるあたり、もともとの番所近くです。小名木川はそこで終わっていますが、行徳の塩田へ続いていたわけです。江戸川区側のその新川のあとに親水公園として整備され、江戸を思い起こさせるモニュメントとして火の見櫓が置かれました。
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終了日に船番所資料館の江東の浮世絵展を見るついでにその親水公園に足をのばしました。浮世絵展は江東の各地ごとに作品を並べてあり、見ごたえがありました。つい先日、太田記念美術館で広重生誕150年で名所江戸百景全作をみましたが、江東区の持つ江戸百もきれいな状態です。

公園はは休日にもかかわらず人がほとんどいませんでした。火の見櫓には土手に上がって駐輪し、階段を下りて向かいました。つつじもまだきれいでしたが、塀のつくりも江戸を意識したような場所です。土日は内部に入れるようになっていますが、係が「巡回中」と看板を残してしばらく待つことになりました。
中に入ると、再現度の高さに驚かされました。土台がコンクリなのはしょうがありませんが、ちゃんと木造です。釘も和釘(?)を使っています。窓板を跳ね上げて止める金具も古風です。現代のビスはわずかにしか確認できませんでした。残念ながら半鐘は展望室にありませんでしたが、眼下に親水公園が延びていて気持ち良い景色でした。
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あとで二つの橋にも行ってみましたが、すべて(見る限りは)木造で、その徹底ぶりに驚きました。
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