« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月

2018年11月 4日 (日)

象潟寄席

今は浅草寺の裏を奥浅草と呼ぶのだそうで、アニマル浜口の道場ちかくの店もテレビで紹介されたりします。そんな一つでランチした帰りに町会の掲示板に目が行きました。翌日の浅草ねぷたまつりのポスターが貼ってあったのです。ちょうどこの6月に津軽地方を旅行して、五所川原・弘前・青森の祭り展示場を訪れたので興味をひかれたのでした。そこには同じ日の町会主催の「象潟寄席」の告知が小さく並んでいました。

土曜日、ダメもとの気持ちで会場に行きました。会場は浅草見番なのです。落語もそうですが、もしこの場所に入れてもらえるなら、この機会を逃す手はありません。入り口の人に尋ねたら、快く迎え入れてくれるではありませんか。甘えて上がり込むと、無料なのにお茶ペットボトルまで手渡されました。
挨拶のなかで伝統芸能を町内で開催することに意義を感じていることがわかりました。今回で5年目だそうで、こういった落語会は初めてのお客さんがいましたから、その甲斐はあるのだと思いました。
IMG_3468IMG_3466
演者はセミプロの講談師が口明け、ちょっと落語家の到着が遅れているようでした。落語は金原亭馬玉、馬久の兄弟弟子。まず馬玉「近日息子」。あまり耳にすることのない好きな噺でした。はじめからクスグりの連続でオチもよくできているし「近日」はちっとも古びた言葉じゃないし。でも三木助のひとつしか音源をもってません。Youtubeには文朝や喜多八なんかがあがってますね。つづいて馬久「鮑のし」がつづいてお中入り。次は二つ目「強情灸」真打「そば清」と古今亭の仕方噺で、動作の有効性の認識をあらたにしました。とくに「そば清」は蕎麦の曲食い(うどんの音・とろろそばの音・きしめんの音を出す)が大ウケでした。
IMG_3464

見番を出るとまだ昼間。時間をつぶしてドンキの地下駐輪場において弘前ねぷたの開始を待ちました。浅草で人が集まるからねぷたが呼べる、ねぷたが来るから人が集まる。うまく回っているようです。ねぷたはやはり灯が入ってから。弘前で試し打ちをした祭りの太鼓の音が轟く中巡行が始まると、浅草サイズのちいさなねぷたが三台ですが美しいものでした。

IMG_3483IMG_3501

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 2日 (金)

大門から神社への通り抜け

夜の酉の市の電球に照らされた熊手のきらびやかさに魅かれて、見に行ってしまいます。今年の一の酉は国際通り側からでなく、裏の吉原神社のほうから回りました。
ずっと大規模な改修工事が続く山谷堀公園を抜け、見返り柳のところでしばしとどまりました。昔から道がくねって奥は見通せないようになっています。夜に吉原の中を通り過ぎるのはめったにないので交番を過ぎてネオンがきらめくようになると気持ちが高揚してきます。
気づくと熊手を手に引き上げてくる人たちとすれ違いました。
その中に子供たちがいるのを見て、かつては酉の市の時だけ大門以外の裏口が開けられて遊郭の中を通り抜けることができたのを思い出しました。さすがに仲之町通から曲がってネオンのほうに向かう子供の姿はみませんでしたが、時を経た現代もこの日は大っぴらに通り過ぎることができる日なのでしょう。自転車は病院の手前でもう人混みができていたので、それ以上進めず、路肩に止めざるを得ませんでしたが、子供同士のグループも見られました。
IMG_3449

鷲神社までの間におびただしい屋台が並んでいます。もうこの年では屋台にワクワクすることはないというか、使っている材料や調理を考えると口にする気にならなくなりました。ちょっと前のべったら市に行っても、小春軒だとか今半なんかの町内の店がで店を出しているところでしか買い食いをしませんでした。でも、屋台は進化して、はやりのホットクなどの流行のものが現れたり、逆に昔ながらの切山椒の屋台もあったり、生き残りのバイタリティを感じます。
IMG_3452IMG_3453
迷路のように神社まで続く熊手の屋台っだって、熊手の飾り物に毎年工夫を凝らしています。勝った人と店との手締めもあちこちで聞こえました。身動きもままならない喧騒にかえってほっとする気持ちもあります。高層ビルの広い通りでは味わえないものです。

自転車が置いてあるから元の所へ戻って同じような道で帰路につきましたが、日本堤消防署の所の掲示板で今年の「防災のつどい」の内容を知りました。HPでの告知がないんです。笑遊亭の落語が予定されていました。今年は検索する限りでは、浅草署の「つどい」はかろうじてロケット団の出演だし、落語が見つかったのは京橋署のものだけでした。昨年の尾久書は発表がないし、心配していたのでここで確認できてよかった。近所の向島署でも復活してほしいものです。

IMG_3448

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »