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2018年12月15日 (土)

平成最後の「討ち入り」

ここ数年なかったような「忠臣蔵」「赤穂浪士」映画・ドラマの放送に今年は恵まれました。BSでは同じ時間帯に東宝・大映の二本の映画をやりましたし、過去のTV時代劇も数本放映されました。示し合わせたわけでもないでしょうに

地元図書館では毎年恒例ですが、赤穂事件関連の講演会がありました。今回は忠臣蔵物語の変遷について、その時代に合った脚色が取捨選択されているという内容でした。落語の「仲蔵」で、小野定九郎の描写に苦心しますが、その山崎街道の場面もやがては映像化されなくなります。それどころかお軽勘平の物語自体がカットされていきます。松の廊下の刃傷沙汰の原因も時代によって変化します。確かに「仮名手本忠臣蔵」に近づけたドラマで、大石主税と加古川本蔵・小浪親子の物語は苦笑してみるほかはありませんでした。
バラエティーでも「なんでも鑑定団」で堀部安兵衛の手紙が発見されたとかなんとか。

すみだ文化資料館でも恒例の忠臣蔵展がありました。

今年は、これまでタイミングが合わなかった、江東区、永代橋近くの「ちくま味噌」の様子を14日の当日に、見に出かけました。ここは討ち入りのあと隅田川沿いに南下した一行が甘酒を振舞われたという逸話を残す会社です。その時代の醸造家が存続しているだけでも驚きですが、忠臣蔵のこの時期、店頭で商品を販売し、甘酒の試飲をさせるという習わしです。
DSC_0101
自転車で30分。小名木川を万年橋で渡って、清澄公園のわきをぬけて、現場に到着しました。良い天気でしたが、特に人が集まるでもなく、テーブルの上に商品を並べて社員一人が寒そうに立っていました。声をかけて写真を撮らせてもらうと紙コップに甘酒を注いでくれたのでちょっとぬるめのご厚意を飲み干しました。討ち入り同志のではなく、あとで業績をしのぶ江戸町人の気分でした。
DSC_0104 amazake

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