« 秋の気配の虫ききの会 | トップページ | 大河ドラマの圓生と志ん生 »

2019年8月30日 (金)

初めての生怪談「乳房榎」

夏休み…といっても現役のときと違い一足早く学校が始まるようになっていますが…が終わろうとしていますが、各博物館ではこの期間中、金曜日に開館時間を夜まで延長することがあります。
江戸東京博物館でもサマーナイトミュージアムとして8:30閉館を今日まで行っていました。
これまで夕方を選ぶこともなかったのですが、もうひとつ週に一度、「えどはく寄席」を開いています。これには時々遭遇しましたが、主に色物が多く、落語がかかっても二つ目の場合がほとんどでした。
それが今回、時刻が遅くなるのに合わせて、怪談をかけました。演者は真打で最終回の今日は三遊亭萬窓が大トリをつとめます。
雨を心配しながら目あてに出かけました。寄席定席で怪談がかかることはないですし、生で怪談を聞くのは初めてのこととなります。しかも現役噺家。今の時代に楽しめるのかどうかも興味がありました。

入館して日本橋を渡るとそのすぐ下の芝居小屋前が会場で、もう9割方隻が埋まっていました。
5分前には会場の明かりが落とされ、呼び込みの太鼓。満席です。

真打が登場し、マクラは夜の学校プールに忍び込んだ話。そういえば夜の侵入には悩まされました。場を温めて本編が始まりました。
さすがの手練れの語り口です。筋立ての記憶ももうおぼろげになっているので、語られるディテールにぐいぐい引き込まれました。あらためて話の舞台が柳島・梅若の祭りなど地元なのだと認識しました。
たちまちの間の40分、浪江が横恋慕から師の重信を殺害して、その亡霊が天井絵の龍を完成させるクライマックスでお時間、お開きとなりました。

もう詳細を覚えていないこの先の仇討部分のあらすじはネットで確認しました。はて、そこまでおさめてある音源はあったでしょうか。

|

« 秋の気配の虫ききの会 | トップページ | 大河ドラマの圓生と志ん生 »