三遊亭圓生

2018年2月 9日 (金)

圓生のお墓にお参りしました

井の頭公園から多摩川方面に南下すると、途中に、三遊亭圓生の墓所があります。吉祥寺駅に向かう車中でその情報を読んでいましたから、この方面まで来ることはそうないと思うので、ついでと言っては失礼ですが、ぜひお参りしておきたい。  
 
三鷹市をぬけて、千歳烏山に向かいます。玉川上水を渡るあたりは武蔵野の面影の残る雑木林にも遭遇します。農地も広がります。
IMG_1849

一本裏通りの「寺町通り」に入ります。地図で見ると20近くの寺院が集まっています。狭いのにバスまで通り、わずかの距離に停留所が配置されるのは墓参客のためなのでしょう。バスは千歳烏山から出ています。   
永願寺という寺の門口に歌麿の墓の碑がありました。もとは浅草にあった寺が震災で移転したものです。墓石は境内すぐにありました。近くには宝井其角の墓所。やはり深川からの移転です。
IMG_1853
目当ての永隆寺はそこからわずか。これも震災後に本所から移転しています。落語はろーブログのおかげで墓石の位置も簡単にわかりました。義父の五代目と並んで山崎家の墓石があり、おかみさんと二人葬られています。参拝者を案内するように、三遊亭圓生の碑が迎えています。黙祷したのち辞しました。つい最近、STVラジオの新音源を聞くこともできましたし、六代目にはずいぶん長い間楽しませてもらいました。
IMG_1858IMG_1855

千歳烏山駅前から祖師ヶ谷大蔵方面へ。長い長いウルトラマン商店街を抜け、ちょっと迷って東宝スタジオの前に行ってしまいました。
世田谷区もこの辺りは多摩川による台地浸食のためにアップダウンがきつい。いったん降りて東名高速をくぐると静嘉堂文庫美術館はまた丘の上。でもそこは台地の端で多摩川に向かってひらけ、景観を楽しめる場所でした。
IMG_1865IMG_1866IMG_1869

用賀駅で自転車をたたんで帰路につきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月22日 (火)

一個人(KKベストセラーズ)とサライ

小学館のサライと性格が似ているでしょうか。大人の趣味を扱った雑誌です。雑誌HPのブログで落語に関する記事を連載しているくらい関心はあるのですが、落語を特集したのは2度ほどのようです。   
   
Ichikojin
そのうち2009・5月号「落語超入門」の付録に圓生「盃の殿様」、文楽「厩火事」のCDをつけています。どちらもTBS音源ですが、これ以外市販されていないはず。TBSラジオは毎年、らんまん寄席でなにかしら独自音源を出してきますが、どこまで隠しているのでしょう。    
   
さて、私はこの号を借りて聞いたはずですが、(そのころは雑誌の処分の知識がなかった)今となっては、市町村単位では残っていない可能性が高い。    
そこで、都道府県立図書館をサライ5冊(ABCDE)も含めて調べてみました。CDの有無は明言しているところは少なく、付属しないかもしれません。していても、試聴できるかどうかは調べていません。    
また、当然、今後の処分も考えられます。

  サライ 一個人 貸出し
北海道 ABCD × ×
青森県 × ×  
岩手県 × ×
秋田県 × OK
宮城県 ×
山形県 E × ×
福島県 × ×  
群馬県 × ×
栃木県 × ×  
茨城県 × OK
埼玉県 ×
千葉県 × ×  
東京都 ×
神奈川県 × ×
新潟県 ×
長野県 × ×  
山梨県 × OK
静岡県 OK
富山県 × ×  
岐阜県 × OK
石川県 × ×
愛知県 × ×  
三重県 × ×  
和歌山県 × ×  
奈良県 ×
京都府 × ×  
滋賀県 CDE × OK
福井県 OK
大阪府 × ×  
兵庫県 × ×  
岡山県 OK
島根県 × OK
鳥取県 CDE × OK
広島県 × ×
山口県 × ×  
愛媛県 × ×  
徳島県 × OK
高知県 ABCD × OK
香川県 × ×
福岡県 × OK
佐賀県 × ×  
長崎県 ×  
大分県 ×  
熊本県 × ×
宮崎県 × ×  
鹿児島県 × ×  
沖縄県 × ×  
 

一個人の購入がこれだけ少ないとは思いませんでした。北海道など該当する1年分が抜けているという惜しい状態。静岡・岡山・福井の3県が全部あって貸し出しもしてくれる好条件です。   
   
雑誌の貸し出し可否は図書館の判断だと思います。
雑誌は後で買うことが楽ではありませんから、一定期間後はCD付きで貸し出すことを禁じているのなら、出版社は認めていただきたい。でなければ出遅れた人は接することができないし、音源のほうも埋もれたきりになってしまいます。
小学館とかの人にぜひお願いしたいところですね。   
   
さて、新しいサライの圓生のほうですが、最新号が出て貸し出しが許されて1週間、順番が回ってきました。   
借りて、アポロン音源と比べると、まず時間が3分ほど長い。冒頭から「引き続いて」と(上)の続きを示す言葉がカットしてありました。   
そしてしばらくすると主人公が施しを決心したくだりで、「まあ、今はいい塩梅に乞食というものはなくなりましたが、あたくしの子供時分には一ンちに、まあ少なくても二三人ですね…」と当時の乞食事情がすっぽり抜けていました。あと細かい咳払いなども復活しています。   
   
他の演目もこのように復元されているとしたら、CDブックは楽しみになります。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月11日 (金)

圓生人形町末広CDブック

コメントで知らせていただいた、小学館のCDブックですが、問い合わせメールしたところ、さっそく、ていねいなお返事をもらいました。
以前にユーキャン他に質問をした時もそうでしたが、すぐに対応してもらえるのは素晴らしい姿勢です。

発売日が10/9に変更になったところ自動的にHP情報が削除されたとのことで、今は表示されているそうです。
Ensyocdbook

圓生については、以前にEMIから、「The小さん」、「The正蔵」とDVD付CD(変な表現ですが)が発売された時、「The圓生」も予定になっていたのが、いつの間にか消えていたことがありましたので、ヘンに気をまわしてしまいました。

「図書館でどこまで手に入れることができるか」が、いつの間にか命題になってしまった私としてはその先にハードルが残るのですが。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2015年9月 7日 (月)

サライ(小学館)

雑誌サライが今月号で落語特集を組んで、付録CDに圓生の高座を収録している、というのを「落語はろー」のブログページで知りました。   
Sarai

雑誌は発行ひと月は図書館での貸し出しをしません。CDの試聴ができる館も多くはないので、解禁になるのを待ちます。    
   
これまでもサライといえばたまに「落語入門」号を発行して、落語CDをつけてくれました。    
2007/2 金馬:やかん・小さん:長屋の花見・松鶴:ひとり酒盛り    
2007/12 小三治:千早振る・うどん屋、円窓:寿限無    
2008/6 小さん:時そば・粗忽長屋・狸賽    
2008/12 志ん生:鮑のし、文楽:厩火事、正蔵:火事息子    
2009/10 志ん朝:三枚起請 (ただし「俳句入門」号)   
このうち、太字の高座が未市販でした。    
   
図書館は保管期限を区切って2年から3年で雑誌をどんどん処分します。書庫にも限りがあるのでやむをえません。私は古いものは県立熊谷図書館で閲覧しました。ここはCDも試聴器がおいてあるのです。都立図書館にも創刊号から保存されているので、都道府県レベルなら他にもあるでしょう。   
   
今回の圓生「ちきり伊勢屋」は過去にアポロンからテープで発売されていたものだそうです。それは借りて聞いたことがありますが、きっとノーカット版でしょう。音質は確実に上回るでしょうね。さらにこれは、10月に発売の圓生CDブックの先駆けだそうです。そちらとは全く同じになると思います。   
   
で、とりあえず借りて聞いてみたい。東京都・埼玉県の地元の図書館で現物を視認すると”CD無し”の表示が!   
あわてて近隣を検索して、実際に足を運んで確認しました。そちらには付属するようでしたので、係の人に促されてその場で予約だけ入れました。解禁後でないと予約を受け付けないところもあるので、先んじたかとちょっぴり安心しました。   
でも予約が済んで、12番目であると知らされました。行動が遅かった。

一人が2週間借りられ、フルに借りないにしても、順番がまわってきてすぐに取りに行けないかもしれない。その取り置き期間も考えて、6か月くらい?と見積もりました。   
しかし帰宅してネットで予約を確認して胸をなでおろしました。一つの自治体で10冊近く購入してました。だから実質2番目とみなしていいでしょう。あまり待たずに済みそうです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2015年5月26日 (火)

廃棄されたユピテルカセット

もともとこのブログは、どの図書館でどの落語音源を借りることができるか、を忘備録代わりに記録することが主旨でして、いつの間にか方向を見失っているのが現状です。   
すべての情報を記録し終わったわけではないのですが、放置状態になっているのです。   
ところが、「一目上り」を録音できたことから、ユピテルの落語音源について再調査をしたところ、愕然としました。   
   
いま、ユピテルという会社は音楽事業から手を引いているようですが、落語のテープも出していて、その名は「志ん生大全集」などの音源リストに顔を覗かせます。中にはユピテルでしか発売されていない音源があり、図書館になんども検索をかけてみたものです。   
   
ところが、図書館で古い音源にはビクターやコロムビアなど大メーカーも含め、会社名が記載されていないことが多く、しかもシリーズタイトルだけで中に含む演目もないこともままあり、どうしても現地での確認が必要でした。   
書籍の短編集で、出版社名や収録タイトルがない状態だと思うと、図書館での落語音源の扱いがうかがい知れます。   
また、落語音源のシリーズ名が、「○○落語集」「○○落語特選」「○○名演集」と似通ったものばかりで、手掛かりとして頼りないという面もあります。   
   
今でも調査は未完了なのですが、現認しているうちに、ユピテルの音源を発見したのが数年前。   
文京区に圓生の「落語傑作選」レコードが1枚。   
墨田区に同じものがテープとして1本、文楽のテープ7本、志ん生2本、金馬7本、志ん朝1本。正蔵1本。小さん1本。金馬は別シリーズ「落語特選名人集」が4本   
そして神奈川県立に「落語傑作選」文楽2本。正蔵1本   
やはり会社を超えたダブりがあって、不要な音源が多い。
Shinsho     
   
墨田区の文楽テープは「傑作選1」を借りたところが、別会社のテープが確保されました。確認すると処分されていて嘆いていたら、これも今は閉鎖されているTBSの落語配信販売サイトで、収録の「船徳」を発見するという(自分的には)ドラマチックな展開がありました。
志ん生のは惜しかった。幸い「唐茄子屋」が残っていましたが、「一目上り」のテープがおそらく廃棄された後で、これも大いに落胆していたところに今回の放送でした。   
志ん朝としてはめずらしく、他社との音源ダブりもありましたが、「寝床」のほうはその当時は珍しい、共産党落ちのものを聞くことができました。   
金馬はほとんどがダブりで、「狂歌家主」1演目が唯一音源。   
正蔵は珍しい「ちきり伊勢屋」   
神奈川県立の文楽は、墨田区で欠番のものが1本あって助かりました。ただ、小さんの音源も保有していた形跡があり、発見できなかったのは残念でした。   
   
今回の件があって確認したところ、墨田区は圓生、志ん生、志ん朝、小さん、そして文楽の1本、正蔵のもの(八広図書館蔵書のテープ)がリストから消えていました。   
   
図書館は書籍の入れ替えが避けられません。テープには劣化もあります。でも係りが音源を聞いてチェックするのはあまり考えられず、機械的に処分したのかなと想像します。   
今回は放送で補完されましたが、図書館に現存しないものはどんな音源が消えたのかもわかりません。せめて20年前に気づいていれば…   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月13日 (木)

父、圓生(講談社)

 静岡の方のブログで、古い落語番組を紹介していただきました。圓生の二男の佳男さんがゲストでした。この方は、お子さん、つまり圓生の孫といっしょに、長らく圓生の手伝いもしていいて、放送では圓生の最後の日を淡々と語っていました。それだけにかえって、はるか昔の出来事が今起きているような、手に汗握る臨場感を感じました。
 また、義理の祖父、つまり五代目圓生の最後の高座にもいあわせたそうです。というのも、圓生は貧乏暮らしの中、子供の何人かを、義父に面倒を見てもらったそうで、めぐり合わせたのです。
 
 まだあの志ん生と一緒に満州に行く前、佳男さんの兵舎に面会に来た時の、父親らしい愛情も、珍しい一面でした。

 そんな放送録音を聞いてしまったので、「父、圓生」(1987年)を手に取ることにしました。
 これはその放送から数年後にまとめられたエッセイ集で、六代目の臨終から幕を開きます。
 面会の件のほかに、圓生の本にはなっていない満州でのエピソードいくつか、柏木の家のこと、協会脱退後の小さんとの顔合わせなどが書かれていました。
 何より、事件後、老骨に鞭打って働きづめだったことがわかります。

 最後の章は五代目圓生の話題で締めくくっています。

Papa

 おどろいたのは、巻末に時代ごとの圓生演目リストがあるのですが、圓生になってからの持ちネタに「芝浜」が入っていたことです。

 文楽同様、三木助が売りものにしたから封じたのでしょうか。

 京須さんの本に、「百席」を録り終えた後、圓朝以来の三遊亭のネタである「芝浜」はと水を向けたが、いい返事はもらえなかったとあったのを思い出しました。

 聞いてみたかったですね。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2013年3月31日 (日)

圓生 首提灯ほか(ソニー) 

 取り上げようと思ったレコードの調査が足りないことがわかって、記事を書くのに、図書館で再び借りるのを待って、ペースが乱れました。
 早咲きの桜も週末までは何とかもって、柔らかな葉が混じってはいるけれど、上野の山は花見客であふれていました。梅はすっかり新緑に変わり、小さな実さえふくらみはじめています。

 圓生が、東横落語会で、期せずして芸術祭文部大臣賞受賞を受賞した音源は、CDが通信販売のセットでソニーから「圓生ライブ名演集」とユーキャンから「ザ・ベリー・ベスト・オブ圓生」で出ています。いつも参照している”落語はろー”の情報によると、両者は微妙に音源がかぶっていて、落語コレクションをしている人には悩ましいセット商品となってます。

 何度も記事にしたように、通販商品は図書館にはめったに入りません。その「首提灯」を含むレコード音源が、例によって文京区小石川図書館レコード室にありますので、そこで聞きましょう。
 ここのは、ソニーのレコード5枚で、シリーズタイトルはありません。圓生・レコード・ソニーで検索すると百席のレコードが多量に検索されますので、埋もれて見つけにくいです。

 それぞれの収録音源は、「塩原助一代記-青の別れ」「緑林門松竹-またかのお関」「操競女学校-お里の伝」「蒟蒻問答・首提灯」「しの字嫌い・くやみ」です。
 このうち、「蒟蒻問答」は、アポロンのテープと同じ音源です。
 昔は、レコードが返却されると貼り付けた返却日付表にスタンプが押されました。それが古くなって透けて見えるデータには1980年の発行とあります。没後すぐですね。そして、「蒟蒻問答・首提灯」のジャケットには、「この二つの噺は仕草が非常に大事な要素となっているので、百席からは外れた。しかし圓生亡き今は、ぜひ記録に残しておきたい」とあります。

 小石川図書館には他にもう1枚、圓生のレコードがあるのですが、これはあとでカセットと一緒に取り上げることにしましょう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月10日 (木)

古典落語名作選(NHK)

 久しぶり、図書館に落語音源を予約しました。前に借りたところで傷があったので、他所のものを確かめたかったのです。音源レポートもずいぶん間がありてしまいました。まず、わずかにあるDVD資料を済ませましょう。

 落語研究会DVDは未だ貸し出しになりませんが、NHKのものは早くから出回っています。そのあたりは「公共」放送の面目躍如といったところです。その中で私の対象となるのは2種類、「古典落語名作選」はその一つです。ビデオでも出ていますし、それも多くの図書館にありますが、劣化していることでしょう。
 ビデオは20本組、DVDは5巻組です。この際、DVDのみについて記述します。
1巻に志ん生「風呂敷」、2巻に圓生「妾馬(八五郎出世)」と可楽「今戸焼」、3巻に金馬「藪入り」と正蔵「中村仲蔵」、4巻に柳橋「蒟蒻問答」と馬生「笠碁」、5巻に圓生「火事息子」という内容です。金馬と可楽の映像は、惜しくもこの1点ずつしかないはずですから、貴重でもありありがたいことでもあります。他には今輔や柳朝に小南、なぜか若き日の扇橋などが収められています。
Nhkdvd

 古典落語名作選+NHKで検索しても、文字が一部一致するので、先に記事にした古典落語名作選集(別巻)がひっかかります。図書館によっては300点以上のノイズがのることも。

 ビデオは都立図書館や埼玉県立図書館、千葉市立図書館にそろってありますが、DVD全巻揃いは、品川区・江戸川区・台東区・中央区・千代田区・港区・あきる野市・八王子市・町田市・瑞穂町。深谷市・行田市・加須市・宮代町・坂戸市・小川町・川口市・さいたま市・戸田市・朝霞市・和光市。富里市・市川市・白井市・
 部分的に収蔵するのは、足立区・墨田区・豊島区・稲城市・調布市・羽村市・武蔵野市、久喜市・越生町・鴻巣市・蕨市、成田市・君津市・印西市。隣接地区を組み合わせれば難しくはないと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年11月 4日 (日)

落語研究会DVD

 野球に決着がついて、日曜は無事にTBSラジオ寄席が放送されました。金馬の冒頭を聞く限りでは市販音源でした。一応PCの回復を待って、チェックはするつもりです。
 金馬は寄席から締め出されても、ラジオで絶大な人気を誇ったそうです。今聞いても歯切れの良い、耳に心地よいリズムで伝わります。姿が見えないことからタブーとされていた声色の使い分けも取り入れたともいわれ、アンツルさんなどの批評家からは下に見られたとも。

 確かに落語は動作も大きくなく、今のテレビから締め出される状態もやむ得ない面もありますが、たまにはきれいな映像で見たい時もあります。
 すでにビデオは劣化が激しいことがわかっていますから、同じ映像であっても、ここは竹書房・小学館からでているTBS落語研究会DVDで見たいところです。なによりビデオ時代より大量の高座が収められているのがすばらしい。
 さすがに国会図書館にはすべて納本されています。圓生・志ん朝・正蔵・小三治・馬生と今年出たばかりの小さん、ききませんが圓楽・文枝・吉朝すべてです。しかし国会図書館に出かけてこれをすべて見るのは容易ではありません。
 しかし自治体図書館に目をやると、今のところ唯一渋谷区が志ん朝のセットを保有しています。しめたと一瞬思ったのですが、禁帯出のしるしが。貸し出しはなしで、館内の閲覧だけに限られます。やはり見るために通うには無理がありますね、落胆しました。

 図書館でも映画などのビデオは貸し出しをするようになっているのですが、渋谷区は禁止にしているようです。

 ビデオを持っている図書館が、劣化を認識してDVDに切り替えてくれるといいのですが。でもほんとに貸し出したらどれくらいの待ち人数になるのか、恐ろしいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月21日 (日)

圓生・小さん 古典落語(ポニー)

 ”古典落語”というタイトルで映像資料の検索をしてみたところ、ポニーのビデオで圓生「首提灯」・小さん「猫の災難」があることが分かったのです。

 速やかに借り換えて、同じものだと思いましたが文楽「明烏」と、結局このシリーズをみんな借りました。「明烏」はもちろん同じ映像ですが、こちらのビデオテープのほうがずっと状態が良い。

 「首提灯」も「猫の災難」もスタジオ録音で、テロップによると文楽と同時期に、たぶん同じスタジオ(すくなくともセットは同じ)で録っています。他に一致する音源もなく、これも自分には発見でした。

 しかも映像の状態が、「桂文楽」上・下とくらべるとずっと良いのです。私と同じように気付かずにいる人が多かったということかもしれません。

 そこで地域を広げて検索を続けると、タイトルが”古典落語全集”と微妙に違ってはいますが、同じ「素人鰻」のビデオが春日部市にも見つかりました。しかもそこには、圓生「牡丹灯籠」・柳橋「二番煎じ」があるではないですか!そのうち見せてもらいに出かけましょう。中央図書館には試聴機がいくつかありますから。

 さらに検索を続けると…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧