春風亭柳橋

2013年3月12日 (火)

落語はろー 祝!柳橋リスト

 落語はろーのページに柳橋のリストが追加になりました。図書館での柳橋探索は、たぶん、数か月前に終わったはずでしたが、リストを参考に見直す必要があります。

 なにしろ、この世の中にこれだけ網羅したリストは世に存在しません。演者と出版社の組み合わせで検索して、どれだけの音源を発見できたことでしょうか。
 おまけに、ラインナップが自分の趣味と一致している、というか、聞き集め対象の噺家が、今回の柳橋で小三治以外そろいました。
 告知だけされて公表されていない柳好と円歌がありますが、柳好はカップリングされて聞いた限りは食指をのばすかもしれません。円歌は声質が好きになれません。
 このラインナップが趣味と一致したというよりも世間にいう”名人”は共通であるという事実の反映でしょう。

 落語ファンに戻ったとき、圓生から始めました。「圓生百席」をまず聞いて、入ってない演目を他のCDで聞けばいいかなくらいに考えてました。ところが「百席」には「百席」なりの価値がありますが、ライブのほうがずっと楽しい演目もあることに気付きました。
 次いで同じライブでも、寄席や放送では制約がかかったり、そのときどきの出来もあることがわかってきました。そうなると必要なのがどんな音源があるのか、です。

 これだけの音源を揃える…私はもとより競うつもりもないし、肩を並べることさえもできないでしょう。でもどこの図書館にあるかを調べると、違う意味で役に立つかもしれません。

 それに今回、柳橋先生が加わったわけです。落語はろーは、私と違って、ラインナップの音源全制覇を目指しておられますから、放送されたっきりで発売されていないものもあります。そういうものも、TBS音源であればラジオ寄席で再放送されるのも待つ楽しみもあります。
 ざっと見た限りで、未知の市販ビデオがいくつかあります。丹念に図書館を当たれば見つけることだってあるかも。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年1月10日 (木)

古典落語名作選(NHK)

 久しぶり、図書館に落語音源を予約しました。前に借りたところで傷があったので、他所のものを確かめたかったのです。音源レポートもずいぶん間がありてしまいました。まず、わずかにあるDVD資料を済ませましょう。

 落語研究会DVDは未だ貸し出しになりませんが、NHKのものは早くから出回っています。そのあたりは「公共」放送の面目躍如といったところです。その中で私の対象となるのは2種類、「古典落語名作選」はその一つです。ビデオでも出ていますし、それも多くの図書館にありますが、劣化していることでしょう。
 ビデオは20本組、DVDは5巻組です。この際、DVDのみについて記述します。
1巻に志ん生「風呂敷」、2巻に圓生「妾馬(八五郎出世)」と可楽「今戸焼」、3巻に金馬「藪入り」と正蔵「中村仲蔵」、4巻に柳橋「蒟蒻問答」と馬生「笠碁」、5巻に圓生「火事息子」という内容です。金馬と可楽の映像は、惜しくもこの1点ずつしかないはずですから、貴重でもありありがたいことでもあります。他には今輔や柳朝に小南、なぜか若き日の扇橋などが収められています。
Nhkdvd

 古典落語名作選+NHKで検索しても、文字が一部一致するので、先に記事にした古典落語名作選集(別巻)がひっかかります。図書館によっては300点以上のノイズがのることも。

 ビデオは都立図書館や埼玉県立図書館、千葉市立図書館にそろってありますが、DVD全巻揃いは、品川区・江戸川区・台東区・中央区・千代田区・港区・あきる野市・八王子市・町田市・瑞穂町。深谷市・行田市・加須市・宮代町・坂戸市・小川町・川口市・さいたま市・戸田市・朝霞市・和光市。富里市・市川市・白井市・
 部分的に収蔵するのは、足立区・墨田区・豊島区・稲城市・調布市・羽村市・武蔵野市、久喜市・越生町・鴻巣市・蕨市、成田市・君津市・印西市。隣接地区を組み合わせれば難しくはないと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年6月 5日 (火)

ラジオ名人寄席が増えた?

 追加情報です。

 毎巻「残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子、寄席幟」で始まる、志ん生・今輔・三木助・圓生・正蔵・圓遊・円歌・柳朝・柳橋・柳枝の高座を集めた15巻のシリーズです。のちに志ん生の高座がキングで発売され、私の場合、必要なのは圓生・柳橋の8,9,13,14の4枚です。

 埼玉県で、ふじみ野市(14枚)・新座市(14)、千葉県で旭市(15)と所有する図書館が、懸命に検索したおととしの自治体に加えて、3つも増えています。

 2000年発行のセットですから、12年たてば買うところも増えてくるのか、以前に検索した時に接続状況などでもれた可能性のほうが高いのかなあ。

Meijin_shinsho

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2012年6月 4日 (月)

柳橋 (4)

 コロムビアにかつて「聞きたい落語家シリーズ」というものがありました。コロムビアのサイトには載っていませんが、流通在庫はあるようです。図書館でもCDが見つかります。ところが柳橋のはCDになりませんでした。「天災」「時そば」のペアで、これも見落としでした。

 「天災」は以前に記したように、オムニバスの「懐かしのラジオ演芸会~落語編(2009)」あるいは「ぶらり落語散歩~日本橋編(2010)」とたてつづけに出ています(!)。
 「時そば」が未知の音源でした。NHK落語名人選より7分ほど長く、気づかなかったのは古いカセットだと録音時間がWEBではわからないのです。

 この「時そば」、マクラの中で、江戸っ子の愚かしさの例として「目ぐすり」がまるまる含まれていて、二度お得(?)です。また昭和29年の自身の洋行を話題にして、乗り物のスピードが上がって出発より早く着くようになった(日付変更線を越えるから)というギャグに時代感が漂います。当時はこんなことに感心したんでしょうね。

Ryukyoct2

 カセットが大田区・墨田区・あきる野市・東久留米市に、レコードが文京区にあります。墨田区のはコロムビアを条件に加えると見つかりません。

 ビクター1500の「時そば」はNHK落語名人選と同じとして記録しましたが、ついでに借りなおしてチェックしました。並行再生をしてみると、スピード調節しても合いません。あわないはずで、NHKのほうに、主に柳橋が口ごもった個所ですが、カットがあることがわかって驚きました。
 ビクターのほうを聞きましょう。以前の記事も訂正しておきます。

2

 なお、そこここで見かけるジェイミュージック「落語名人全集」の柳橋「二番煎じ・天災」はNHK落語名人選と同じ音源です。

Meizenryukyo

 これで柳橋先生は打ち止めかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 3日 (日)

柳橋 (3)

 常に図書館サイトは検索をかけなおしています。新しく入った資料もそうですが、見つかっていない資料にあたることもあります。

 春風亭柳橋は、探しつくしたと思っていました。でも自分の探し方が甘かったのです。先日の「ザ・ベリー・ベスト・オブ落語」の件の後、いくつか条件を変えて柳橋について検索をしてみました。

 すると、ポニーの名演集、現行CDは3枚6演目なのに、カセットで4巻8演目が検索にかかるのです。確認すると「猫久」「星野屋」がCDにありません。「猫久」はキングの昭和の名人として発売をされたことは(1)で記事にしました。「星野屋」は?みすごしてはいないかと疑念がよぎりました。

 確認です。北区中央図書館に行きました。ここはインターネットでは予約できません。閉架資料なので、イントラの検索機で単票を印刷して受付に出します。ところが、イントラの検索機にでてきません。あせりましたが、館内のPC使用を申請し、その画面を図書館員に見せて借りることができました。
 家で再生すると、未知の音源でした。

Ryukyoct

 このテープは「野ざらし」とカップリングで、北区と墨田区・多摩市、三郷市、成田市にあります。ただし、墨田区はポニーを入力すると検索できません。北区のカセットには解説が1枚ペラで入っていて、公演場所・日時がわかります。文京区にはレコードがあります。
 大田区と朝霞市のポニー「野ざらし」テープはCDと同じ「碁どろ」との組み合わせです。

 柳橋・ポニーの組み合わせで、中野区に「大山詣り・星野屋」(CD倶楽部名人会)がヒットしました。CD倶楽部名人会はいろいろな出版社の音源を通販会社がカタログ販売するもので、Webでさがしても全容のわからないシリーズです。なんでも頑なにネット販売をしないのだそうで。
 ネットでは公演情報がわかりません。
 中野区に行ってみようかと思っていたら、大田区の「六代目 春風亭柳橋」も同じものでした。このタイトルじゃそうとわかりません。大田区で試聴させてもらって内容・場所・日時の一致を確かめました。

 柳橋だけで検索してもそれほど煩雑ではありません。さらに多摩市のビクター「艶笑落語傑作選10」というCDにも「星野屋」が入っています。ビクター1500にはないのに。これは情報がコロムビアファミリークラブのサイトにしっかりのっていて、ポニーと同じ音源ということがわかりました。複雑ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月12日 (土)

CDが消えた?

 柳橋の参照できるリストはないので、これは自分で何とかしなければなりません。喋りだしを記録して、別のCDが同じ音源かどうかチェックします。
 先日、平和台図書館に調査に行ったときに、その喋りだしを持参して比べながら聞けばよかったのですが、ジャケットの記録を写して持ち帰って調べればすぐわかるだろうと、たかをくくっていました。

 ところがNHK落語名人選には高座データの記載がないんですね。なんとかネット検索で「粗忽の釘」がポリドールと同じ、「碁泥」はポニー名演集と同じと推定できました。「天災」も東京落語会だからNHK落語名人選と異なる可能性は低いです。

 練馬区のベリー・ベスト落語の貸し出し状況を確認したのですが、すべて貸出し中です。なんとつい数日前まで文楽以外13枚あったCDが、今7枚しかヒットしません。それもこないだ実際に視聴させてもらった、小さんのCDもリストに上がりません。いったい何があったのでしょうか?

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月17日 (金)

柳橋 (2)

 もう柳橋先生の音源が発掘されることはないのでしょうか。豊島区で借りた小学館の昭和の名人決定版でも既存の音源だけでした。

 スーパー1500もビクターから新たには発行されず、絶版状態ですが図書館では結構見かけます。メーカーのHPには掲載されていず、流通在庫しかないと思われるテイチクの「ラジオ名人寄席」は玉置宏氏のアナウンスで始まり、NHKで放送されたラジオ番組の体裁をとっています。
 柳橋は2枚ありますが、「碁泥」「粗忽の釘」の別音源と新作の「そば屋」が収録されています。


 このシリーズがあるのは、カセットで三鷹市、CDで吉川市。15枚そろっています。東久留米市・狛江市・富里市にはCD14枚ですが柳橋の2枚は確保されています。ググっても出雲市の図書館に15枚そろっているのが確認できます。

7

 そして文京区ではテイチクの「寄席中継」シリーズにまた別音源の「天災」を見つけました。LPレコードです。(LPレコードを置いてある図書館はとても珍しく、文京区では小石川図書館で集中管理しています。)使えるようにしたレコードプレーヤーに活躍の機会がまたできました。針を買った甲斐があります。

8


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月16日 (木)

柳橋 (1)

 若いとき、圓生に敵わないと脱帽させた柳橋も、その全盛が録音に間に合わなかったので手に入る音源は30余りです。でもラジオ・テレビであれだけ人気を博した三平よりも多く、金語楼と同程度ですから、柳橋も後世に残る芸だったことは間違いがないでしょう。私は結構好きです。

 NHK落語名人選13演目で、手に入るネタはほぼ網羅しています。あとは別音源・別演目は他社から下のように少しずつ出ています。
1

 ビクター・スーパー落語1500あるいは落語特選の「青菜」「長屋の花見」はそれとは別音源になります。こちらの「時そば」は同じですが、ノーカットです。
2

 ポニーの名演集1~3では「お見立て」「大山詣り」「たいこ腹」「夢金」「野ざらし」「碁泥」すべてがオリジナル音源です。
3

 キングからは、落語笑辞典・特選落語名人会などで「高砂や」「天災」が出ていただけでしたが、新しい昭和の名人シリーズにはポニーのと同じ「猫久」が加わっています。
4

 コロムビア音源は落語秘蔵版の「おせつ徳三郎(下)」(志ん生とリレー形式)だけでした。これはクラウンの人情噺集成も同じ音源です。最近のオムニバス盤・ぶらり落語散歩や懐かしのラジオ演芸に収録されている「天災」は他社のものとは異なる音源でした。※追記:テープの「時そば」がCD未発売とのちにわかりました。
5
6

 NHK落語名人選以外のCDは、埼玉県ではさいたま市と県立図書館にまとまってあり、春日部市・久喜市・鳩山町・川口市・鴻巣市・草加市・蕨市・鳩ヶ谷市・朝霞市・伊奈町に数点ずつ散在、千葉県でも流山市・横芝光・旭市・匝瑳市・白井市・浦安市・市川市・成田市に、ぽつぽつ所蔵されています。東京では何枚かずつですけど、23区すべて、市のほとんどにあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)